パソコン回想録 1
My Personal Computer Life 1


 1. VIC 1001 時代 The Period of VIC 1001

1982年3月、コモドール社のマイコン VIC-1001 を購入。もちろんまだ8ビット機の時代。 ドットプリンターと増設RAM(16KB、メガではない)、記憶用のカセットテープレコーダー(まだフロッピーディスクもなくテープに記憶させていた)、プリント用紙1000枚(折り畳み式)、ゲームソフト(ポーカー、パックマンなど)、機械語翻訳機などをつけて20万を少し超えたかと思う。当時、NECのPC-6001も出ておりこれを購入する検討をしていたが、演算速度が遅いため、新型のVIC-1001 にした。ディスプレーは、手持ちのテレビに端子で接続するのである。用途はパズルの解を求めるためであった。今では、一瞬でできる計算に何日もかかり、スイッチを入れたまま何日も答えの出るのを待ったものだ。それでも、手計算では絶対に解けない問題が解けるようになり、狂喜したものだ。
 「楽しみは、朝起き出して、昨夜より、Run せしパソの、画面見るとき」
BASICを使って、簡単な絵を描いたり、BEEP音で音楽を作ったりもした。
結局、1988年までの7年間、この機械を使い続けた。
もっとも、ワープロの方は、1986年に、東芝のルポを購入。私は字が下手なので、新製品に惹かれて初期のワープロを買ったのだが、この頃はまだローマ字入力ができなかった。折角覚えた英文字配置は役に立たず、かな配置をブラインドで打てるように練習したものだった。プリンターリボンや用紙が高価な上、プリント速度もいらいらするくらい遅かった。特に罫線を入れると1ページ30分もかかった。ルポは、4年くらい使用して1989年からパソコンソフト「一太郎」に替えた。


mailto:t-kobayashi

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