上記は、額面の異なる日本切手64種を用いた8方陣です。
1.は、これまでに発行された円単位切手全額面64種が使われています。
2.は、これまでに発行された500円以下の銭付き円単位切手全額面66種
から、24円と360円を除く64種が使われていて、定和は1000となります。
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2014年3月に新しい料額の切手6種類が加わりましたので、普通切手の料額の種類は65種類となりました。
このため、普通切手だけで8方陣を作ることが可能となり、65種から65円を除く64種を使って、定和が1313となる切手8方陣を作りました。それが次の方陣です。
My Name : Toshio Kobayashi (KOB)
「切手方陣」というのは、切手とパズルを組み合わせたものです。上の7方陣はその一例です。私が創作したこのような、切手方陣や切手星陣の作品を集めたものが このページです。 |
創作の経緯 History | ||||||||
切手数芸 Stamp Numerical Art 私は1978年に数芸パズル会に入会し、数芸というものを初めて知った。見た目にきれいな数式を作り出すことを数芸というのである。例えば、12=3×4、56=7×8 という2つの式は、1から8までの数を順番に並べて作られている。私は、数字を切手の額面数に替えてみたら視覚に訴えることができるようになり、数芸が一層楽しくなるのではと考えた。うまい具合に、当時1円から8円までの額面の切手はすべて郵便局で入手できた。数芸の作品を考えては、それを切手に置き替え、作成した記念に当日の郵便消印を押してもらうようになった。それらの作品は、数芸パズル誌に投稿した。数字の9を使う必要が生じたときは、6円切手を逆さに貼ればよいのである。0を使うときは、10円とか20円などの切手を使用した。 切手方陣 Stamp Magic Squares 方陣(一般には魔方陣または魔法陣という)も一種の数芸である。最も簡単な方陣は、1から9までの数を用いる3方陣である。しかし、9円切手がない(9円切手は1992年に初めて発行された)ので、これは (6円切手を逆さに貼ることを許せば別だが) 作れない。しかし、各数を5倍または10倍して、5円から45円のまたは、10円から90円切手を使えば作れる。しかし、方陣は3方陣だけではない。4方陣も5方陣も6方陣も7方陣も・・・あるのである。また、和の方陣だけではなく積の方陣もある。日本の方陣研究第一人者である秋田の阿部楽方氏は、「切手で作れる方陣は何個あるか」という問題を提起された。当時普通切手の額面の種類は37種であった。私はこの問題に挑戦しその全解を手計算で求め、その結果を、「方陣探究」という雑誌に投稿した。当時、切手方陣の作品のいくつかは、新聞にも投稿して掲載されたりしていたので、そのおかげでテレビに出演することにもなった。また 別冊 数理科学にも執筆した。 切手方陣 Stamp Magic Squares |
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このコーナーでは、サーバー容量が許す限り、過去及びこれから作るいろいろな切手方陣をご紹介したいと思っています。 | 私は原則として、新しい切手を使用して、これにその方陣の作成日またはその切手の発売日の消印を押すようにしています。しかし、切手方陣そのものを楽しむのであれば、使用済の切手を使うことも勿論できます。モザイク画以外の使用済切手の利用法の一つとしてお奨めします。 3方陣のページへ | 4方陣のページへ 5方陣のページへ 6方陣のページへ 7方陣のページへ 8方陣のページへ 右は、切手3方陣の例です。図をクリックすると拡大画像が見られます。 また、上のタイトルをクリックするとそのページに行きます。 切手星陣等 Stamp Magic Stars, etc |
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